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働きたいママの社会復帰 case:4

  • Q:お名前と家族構成を教えてください。

  • 市原彩です。夫・長男(1才)の3人家族です。

  • Q:お仕事を始めようと思ったきっかけは?

  • 産後しばらくは息子との時間をじっくり味わいたかったので仕事復帰はまだ先のことと考えていました。しかし、我が家は転勤で大阪へ転居してきたため近隣に知人や親戚もおらず、母子ともに人との交流が少ないことに不安もありました。地域の育児サークルなどには参加していましたが、コロナウイルス流行によって息子と二人きりで家に籠ることが多くなり気持ちが落ち込むこともありました。このままでは自分と息子のお互いのためにならないと思い、社会復帰と保育園デビューを決断しました。

  • Q:メッターの仕事に応募した動機は?

  • 社会復帰と保育園デビューを決断したものの、息子はいまだに昼夜ともに授乳回数が多いこともあり長時間離れるということに抵抗がありました。メッターのお仕事は短時間ですし、子連れ出勤できることに魅力を感じて応募しました。


  • Q:どんなお仕事をしていますか?

  • 基本的にはママ向けのイベントやコンテンツの企画・運営です。ママのhappy応援団ブログへの記事の投稿をはじめ、最近では新たにYouTubeチャンネルを立ち上げて動画撮影や編集作業を行っています。
    現在はコロナウイルスの影響で大々的なイベントは開催できませんが、保育園の利用者様限定で保育士さんも交えたヨガ&座談会を開催しました。 メッターの事務作業のお手伝いで郵便物の発送準備や求人広告作成などにも携わらせていただくこともあります。

  • Q:お仕事をしてみてどうですか?

  • リフレッシュになります!短時間ではありますが育児から離れて仕事に集中することで充実感がありますし、子どもとの時間をより大切にできるようになりました。
    前職とは異なる職種なので自分にできるのだろうかと不安に思うこともありましたが、メッターの皆さんと意見交換したりアドバイスをいただいたりしながら勉強になることばかりで毎日楽しく仕事をしています。

  • Q:これからチャレンジしてみたいことは?

  • 現在は保育園の利用者様に限ったイベント企画を進めていますが、コロナウイルスが落ち着いてきたら保育園に限らず地域のママが交流できる場を設けてママ同士で応援し合っていきたいです。

  • Q:お子さんの様子はどうですか?

  • 入園してしばらくは朝の送りでは毎回泣いていました。保育園の先生方にも申し訳なく感じましたし、何より息子に無理をさせているのではと仕事復帰を選択した自分を責める気持ちもありました。しかし、保育園の先生との面談時に「お母さん気にされているんじゃないかなぁと思っていました。お別れするときは泣いていますけど、その後はケロッとして遊んでいるから大丈夫ですよ。他の子も最初はみんなそうでした」と言っていただき、安心して息子を送り出せるようになりました。
    息子も生まれて初めて同年代や年上のお友達と共同生活を送ることで、新しいことを覚えたりきちんとした生活習慣が身に付き始めていたり、いい刺激になっているようです。

  • Q:最後に、これから社会復帰を考えているママにメッセージを

  • 私は産後に社会復帰していないことに劣等感を感じていた時期がありました。まだまだ子どもの近くで一緒に過ごしていたいという気持ちがありながらも、子どもを保育園に入れてバリバリ働くママになるべきなのかな…と葛藤することがよくありました。しかし現実の私は育児や家事で心身ともに余裕がなく、社会復帰することなど考えられない状態でした。
    そういった葛藤を抱えていた時に考えたことは、みんなこうしているから私もこうしなきゃ!と決断を焦るのではなく、私自身の現状と子どもの成長を見つめて、「私たち親子に今必要なことは何だろう」ということでした。
    今となって分かることは仕事復帰するにしても、お家で子どもとの時間をじっくり味わうにしても、どちらも大変でどちらも得るものがあるということです。
    それぞれのママとお子さんで歩むペースがあって、常に自分と子どもを見つめていると次のステップに進むターニングポイントが見つかるのだと思います。

 現在メッターの募集は終了しています。次の機会をお待ち下さい。